事務仕事を長く続けていると、その人の悪いクセなどにより、姿勢が悪化してくることがあります。そして、そのことが腰痛の引き金になることがあります。
また、悪い姿勢のまま仕事を続けることで、頭痛を引き起こすことがよくあります。
頭痛は、悪い姿勢による典型的な健康障害で、頭痛にはいくつかの種類があり、もちろん、全ての頭痛の原因が悪い姿勢によるものではないのですが、悪い姿勢が原因でおこる頭痛は、緊張性頭痛と言います。
緊張性頭痛は、首周りの筋肉が緊張することにより発症する頭痛で、その痛みは、後頭部から頭頂部にかけてのガンガンとした鈍痛というのが特長です。
主に首と肩にコリを伴います。
この頭痛の原因となる悪い姿勢というのは、猫背姿勢なんです。
特に肩から首が丸い首猫背姿勢の人がなりやすく、事務仕事では、非常になりやすい姿勢と言えます。
姿勢の崩れがひどくなってくると、頭痛はさらに悪化し、痛みの部位も前頭部に拡大します。
そして、目の奥のあたりに痛みが起こるようになります。
さらに、吐き気やめまいなども伴うようになるので、事務仕事では、十分、姿勢に注意をしなければなりません。