事務仕事による変形性股関節症は、痛みと痺れで仕事にも影響が出る可能性が高く、仕事中、席から立ち上がるのも億劫になる人もいます。
事務仕事による変形性股関節症は、痛みと痺れで仕事にも影響が出る可能性が高く、仕事中、席から立ち上がるのも億劫になる人もいます。
そして、集中できず精神的にも限界に達し、精神科に通う人までいるくらいです。
変形性股関節症は、関節軟骨の変性や摩耗によるもので、色々な関節変化が進行する病気として深刻なものです。
軟骨の変性や摩耗は、性別や加齢、肥満や遺伝などの素因を基に、労働や運動、外傷などの負担がかかることで発生します。
そして、軟骨細胞の代謝障害が生じて、軟骨の破壊が進行して滑膜炎が発生して関節に水がたまったり、骨破壊に進行していきます。
この病を放置すると、前股関節症から、末期へと進行して、大きな障害を生むことになります。
日常生活上の注意としては、日本式生活より、洋式生活が望ましいようです。
そして、激しい運動や重労働などは避けるべきです。
椅子からの立ち上がりでは、体重の6〜7倍の力がかかるので、事務仕事で立ち上がる際は、十分に気を付けければなりません。
股関節を圧迫する同一姿勢の保持もよくないので、適度に運動を心がけることです。